日パ外交関係樹立100周年とパラグアイ独立208周年記念

日パ外交関係樹立100周年を記念し、ベルタ・ロハス氏を日本に迎えたパラグアイ独立208周年記念

在日パラグアイ共和国大使館は、東京都内と広島県福山市にて、パラグアイのクラシックギターの巨匠、ベルタ・ロハス氏のコンサートを主催しました。

今月14日、東京都の民音文化センターにてコンサートが行われ、この催しには眞子内親王殿下がおいでになりました。殿下は、2016年にパラグアイ日本人移住80周年を迎えた際、パラグアイをご訪問されました。

また、今月16日には広島県福山市で2度目のコンサートが行われ、日本では東京都外の場所で初めて祝われるパラグアイ独立記念の催しとなりました。

都内で行われたコンサートには、鈴木憲和外務大臣政務官、民主音楽協会代表理事、日本パラグアイ友好議員連盟事務局長である谷公一衆議院議員を含む、議会や各省の関係者、各国の駐日大使と大使館職員、各業界の企業関係者が出席し、パラグアイと繋がりを持つ者やクラシックギターに関心を持つ者が一堂に集まりました。コンサートが始まると、パラグアイ人アルパ奏者エンリケ・カレラと日本人アルパ奏者松木ありさから成る「アルパ・デュオ・ソンリーサ」により、日本とパラグアイの国歌がアルパで演奏されました。

コンサートの冒頭で、ラウル フロレンティン・アントラ大使は、眞子内親王殿下がパラグアイをご訪問になった時のことについて触れ、スペイン語文化圏において最も影響力のある女性として国際的な注目を集めるベルタ・ロハス氏を紹介するとともに、日本とパラグアイの外交関係樹立100周年記念の一環として行われたこの催しの重要性を強調しました。また、フロレンティン大使は、この新しい「令和」の時代も両国間の友好関係が維持されることへの確信を表明し、パラグアイ政府と国民を代表して、徳仁天皇陛下のご健康とご長寿を願う祝福の言葉を送りました。

また、鈴木外務大臣政務官は、パラグアイの集中豪雨による洪水被害について、被災地の早期復興を願い、日本政府と国民を代表して被災者へのお見舞いと連帯の意を表明しました。あわせて、ルイス・アルベルト・カスティグリオーニ外務大臣の訪日、安倍晋三首相のパラグアイ訪問について言及し、修好100周年を迎える上で非常に意義深い出来事であった旨を述べました。パラグアイ日本人移住80周年についても触れ、最後は「VIVA PARAGUAY(パラグアイ万歳)」の言葉で締めくくり、コンサート来場者より温かい拍手が送られました。

そして、ベルタ・ロハス氏からは眞子内親王殿下へ、アグスティン・バリオス作曲の「森に夢みる(原題:Un sueño en la Floresta)」の演奏が贈られました。この曲は、2016年に殿下がパラグアイをご訪問になった際にも演奏されたものです。これに感銘を受けた殿下は、ロハス氏へ特別に感謝のお言葉を述べられました。

このコンサートでは、ベルタ・ロハス氏からの招待を受け、最も優れた日本人クラシックギタリストとして国際的に高い評価を受けている、福田進一氏との特別共演が実現しました。二人のギタリストにより、邦楽曲「ヒロシマという名の少年」、そして来場者の期待に応えるように、「パラグアイの踊り(原題:Danza Paraguaya)」が演奏されました。

ベルタ・ロハス氏と福田進一氏の共演

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日本の著名なギタリスト、福田進一氏との共演で武満徹の「ヒロシマという名の少年」、バリオスの「パラグアイのダンス」

広島県福山市では、広島県福山市の支援を受け、530人規模の会場でベルタ・ロハス氏のコンサートが開催されました。コンサートには、一般来場者の他、日本政府が進める「ホストタウン」プログラムのもと、パラグアイのホストタウンに選ばれた福山市尾道市府中市神石高原町の市町長が出席しました。この4つの市町は、2020年東京オリンピックが始まる前に、競技大会に向けて準備を行うパラグアイ選手を数週間受け入れます。

東京都内と福山市で行われたコンサートは、豊歳直之前駐日パラグアイ大使の協力のもと開催されました。また、福山市でのコンサートにおいては、パラグアイ国内で大きな存在感を持つ日本企業、常石グループの協力があり、コンサートの成功に繋がりました。同様に、パラグアイ日本人会連合会と在日パラグアイ大使館の協力のもと、今回の記念イベントが実現しました。

福山市コンサート

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福山市2019年5月16日